2023.09.26 お知らせ

オンサイト研修を実施しました

オンサイト研修を実施しました

8月12日から5日間、インド・ラジャスターン州で、オンサイト研修を実施しました。
オンサイト研修は国内外の条件不利地域に短期滞在し、具体的事例を学ぶことを通じて、地域社会固有の文化特性と課題克服の考え方及び対処姿勢を修得することを目的としています。

今回の研修は、「インドにおける森林に依存する世帯の生計向上に貢献する新規事業の創出と国際排出量取引」をテーマに、ビルラ技術科学大学ピラニ校(インド・ラジャスターン州)と共同で行い、広島大学とBITS Pilaniの10名の大学院生が参加しました。

参加者は、インドの森林保全管理を専門とする研究者・NGO職員、また、森林資源に生計を依存する世帯や女性の雇用確保や国際炭素取引に貢献するスタートアップ企業の創始者によるオンライン講義を受講しました。そして、ビルラ技術科学大学ピラニ校で行った現地研修では、ケトリバンシャル森林保護区を訪問し、森林管理局の職員や地域住人にインタビュー調査を行いました。この訪問は、現地の森林管理局の協力を受けて行い、訪問の様子は地元の新聞に取り上げられました。

これらの講義や現地調査をもとに、学生たちはグループワークに取り組み、最終日に成果発表を行いました。発表後には、ビルラ技術科学大学ピラニ校のスビクマール・バライ学長から参加者に修了証が手渡されました。

現地森林管理局にて 現地住人へのインタビュー調査
成果発表会 修了賞授与の様子

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